腐女子社会人の読書感想文

読んだ漫画、小説、映画などの感想雑記。

「25時、赤坂で」夏野寛子

俳優×俳優 元同級生 セフレ

:絵がすごく綺麗。受けの天然な感じと意外とゆるい感じの攻めが受けのことをちゃんと見てて暴走しないようにしてくれているのが現代式スーパー攻めという感じ。大学の先輩でもともと憧れていたという設定もあるうえ、料理ができて、気遣いもできる。ハイスペック彼氏というのか。受けが頑張り屋なんだけど、真面目故に変な方向に頑張りを発揮してゲイバーに行ったり、攻めとHなこと(挿入まで行かず)をしてしまうのがにやにやしてしまいそうになる。攻めに対しての恋愛感情ともともとの才能もあって同性愛者役のドラマがはまり役になり売れたのもめでたい。実は見た目でしか評価してもらえない攻めがモデルになるといったときに演技をやらないなんて馬鹿だといってくれた受けのことをずっと攻めは気になってたっていうのがわかるのも、話の構成がちゃんとしていてとても良かった。ときめきベースにちょこっとずつ笑えるところもありつつ、脇役もちゃんとキャラが立っていて、話の作り方が本当にうまい作家さんだと思う。クランクアップ後、今までは演技の勉強と理由をつけていたHを、やりたいからやるというスタンスで挿入まで行ったのが大変萌え。